YouTubeを中心とした企業の広告に、『キズナ進化』のようなパクリ・違法スマホゲームアプリの広告が何度も流れてくるのには、プラットフォーム側の審査のゆるさと、悪質事業者が抜け道を突いた仕組みが関係しています。
技術的・システム的な理由は以下の3点だと考えられます。
広告審査がAIによる自動判別
YouTubeには毎日世界中から膨大な広告が出稿されています。そのため、初期審査の大部分はAIによる機械的な自動チェックに頼っていると考えられます。
AIはテキスト内の禁止ワードや極端な性的・暴力的表現などはすぐに検知できますが、「このキャラクターがポケモンの権利を侵害しているか」という複雑な著作権判断までは瞬時にできません。そのため、初期審査をあっさり通過して配信されてしまると考えられます。
「申請時の動画」と「配信時の動画」のすり替え
実際に広告主になったことがないので詳しいことはわからないのですが、悪質な広告主は審査を潜り抜けるために様々なテクニックを共有したり、それをノウハウとして持っていると考えられます。
考えられることとしては…
- 審査時は、 権利侵害のない無難なオリジナルアニメやダミー画像を提出して審査を通す。
- 審査に通過したあとの配信時には、実際の配信内容をポケモンの映像や画像(パクリクリエイティブ)に切り替える。
というようなことをやっていると考えらます。そうでないとさすがにポケモンって誰もがわかるようなものなので、さすがにアメリカの人といえども知らないことはないだろうと考えられます。
発展途上国の人に審査を任せているとかだとしても、流石にポケモンは気づくのではないでしょうか。それくらい世界的に知られているはずなので。
ですから、このようなテクニックを使って配信をしている可能性が考えられます。
通報があってから止めるという倫理観
YouTubeの規約上、著作権侵害の判断は「著作権者(任天堂や株式会社ポケモン)からの正式な削除要請・申告」がない限り、プラットフォーム側が勝手に違法と断定して止めることが難しい仕組みになっています。
悪質業者は削除対応が入るまでの「数日間〜数週間」の間に大量に広告費を投じてユーザーを獲得し、アカウントがBANされたら別の新しいアカウントを作成して再出稿する、という手法を繰り返しています。
これまでも様々なアニメがパクられてきましたが、何度も何度もYouTubeはパクリゲームの広告を流しています。これはもう国がそういった国だからとしか言えないでしょう。
とりあえずやってみて、問題があったら撤去する。そんなやり方がアメリカという国なのでしょう。




























