「せいれいたいり」というポケモンのパクリゲームが出てきました。こちらのゲームは、あきらかにポケモンのパクリをしています。
ポケモンのパクリゲームといえば、過去には最強トレーナーなどたくさん出てきましたが、今回も過去同様の手口でポケモンのパクリゲームが登場しています。
おそらくあの国だとは思いますが…今回もどこの国なのか、そしてどれくらいコンテンツをパクっているのかを調べてみました。
過去の様々なパクリゲーム調査結果はこちら。
⇒パクリゲーム調査結果
ポケットモンスターのパクリゲー
せいれいたいりは実際にダウンロードをしてみるとわかりますが、ポケットモンスターのパクリゲームです。
その実態を詳しく見ていきましょう。
App Storeの紹介画像
App Storeの紹介画像ですが、ポケモンマスターという言葉が見えるように完全にパクリであることがわかります。リザードンはあきらかです。
ゲームの中身
ゲームの中身を見ても、最初のキャラクター選択にて、左側はあきらかにサトシでしょう。
以上のことからどう見てもパクリゲームであることがわかります。
運営会社の国を調査
せいれいたいりというゲームは、上の画像のように「深圳医客网络科技有限公司」という会社から販売がされています。
この会社は一体どのような会社なのかを調べてみました。
会社名「深圳医客网络科技有限公司」調査
簡体字: 深圳医客网络科技有限公司
ピンイン (読み): Shēnzhèn Yīkè Wăngluò Kējì Yǒuxiàn Gōngsī
日本語表記の目安: 深圳医客ネットワーク科技有限公司(しんせん いきゃく ネットワーク かぎ ゆうげんこうし)
中国・深圳(シンセン)にある IT 関連(ネットワーク・テクノロジー)の法人名義となっています。
過去に調査したパクリゲームと同様、中国・深圳等の法人名義を使ってアプリストアの審査を通過させ、日本の人気IP(今回はポケモン)を無断使用して利益を得ようとする典型的なパクリゲームの手法と言えます。
深圳医客网络科技有限公司の詳細調査
中国の企業データベース(天眼査等)によると、会社の概要は以下のようになっています。
- 成立: 2014年8月
- 所在地: 中国・広東省深圳市南山区
- 資本金: 100万元(実質出資80万元)
- 親会社: 深圳瑞光康泰科技有限公司(100%所有)
- 事業分類: ソフトウェア・情報技術サービス業
社名の由来: 「医客(Yike)」とは医療関係者やヘルスケアアプリを指す言葉で、元々は移動体医療(モバイルヘルスケア)やクラウド技術を扱う企業として登録されています。
なぜこの会社がパクリゲームを出しているのか?
本来の業務内容(ヘルスケア・医療IT系)とゲームアプリ開発の乖離から、以下の2つの背景(業界の手法)が考えられます。
名義貸し
中国ではゲームを配信・運用するための審査が非常に厳しいことや、海外のApp Store / Google Playで違法アプリを配信する際、追及を逃れるために休眠状態の他社名義(法人のデベロッパーアカウント)を買収・レンタルして使い捨てる手法が横行しています。実態としてのゲーム開発は別の悪質グループが行い、審査通過のためだけにこの会社の名義が使われている可能性が高いです。
事業転換・副業でのパクリゲー量産
本業の経営が傾いた中小IT企業が、即金性の高い「日本のアニメIP(ポケモン等)を盗用した海賊版ゲームリリースによる稼ぎ方」のコンサルを受けて、利益を出そうとしている可能性も考えられます。
『せいれいたいり』のようなアプリも、以前調査していた『ドラゴンボール』や『BLEACH』のパクリゲームとまったく同じシステムで作られています。ですから、諸悪の根源とも言える団体は別にいて、この企業にパクリゲームアプリで稼ぐやり方を持ちかけてリリースさせたという可能性が高いと言えます。




























