Android版のスマホ向けアプリとして登場した『千年血戦 -禍進譚-』。App Storeでは「千年大血戦」として登場していますが、これらのアプリは全く同一アプリです。
紹介画像やゲーム内容から、人気漫画・アニメ『BLEACH(ブリーチ)』のキャラクターや名称を無断使用しているパクリゲームである可能性が非常に高い状況です。
今回は、このゲームのパクリの実態と、気になる運営会社の国について調査した内容をまとめます。
パクリゲームと言える理由
1. Google Playの紹介画像・キャラクター
Google Playで公開されている画像には、『BLEACH』のキャラクターそのものが使用されており、一目でブリーチを題材(無断使用)にしていることが分かります。
2. YouTube広告での名称使用
YouTubeなどで流れる広告において、映像内ではキャラを伏せているケースがあるものの、「BLEACH」という単語・名称ははっきりと使用されています。
3. ゲーム起動画面での「BLEACH」表記
ストア上の登録名は『千年血戦 -禍進譚-』(または『千年大血戦』)となっていますが、実際にアプリを起動すると画面上に「BLEACH」のロゴ・名称が表示されます。アプリ名を変えて審査を通し、中身で無断使用を行う典型的なパクリの手法と言えます。
運営会社の国を調査
アプリの情報に記載されている運営会社名「ArcadePulse」と「FANU MGHN LET」について調べた結果は以下の通りです。
「ArcadePulse」の運営元
Abderrahman elkhalil
elkhalilabdrahman@gmail.com
No 10 Lotissement Lahrach
Marrakech 40100
Morocco
- お名前: アブデルラフマン・エルカリル
- メールアドレス: elkhalilabdrahman@gmail.com
- 住所:
- モロッコ 〒40100 マラケシュ
- ラフラシュ地区 10番地
- (英語表記のまま: No 10 Lotissement Lahrach, Marrakech 40100, Morocco)
こちらの通り、この会社はモロッコにあるようです。
「FANU MGHN LET」の運営元
ANI CHIBUEZE JOHN
fideleappstore@gmail.com
AMOKWE UBOJI NGWO UNO UDI ENUGU NIGERIA
UDI
ENUGU 401111
Enugu
Nigeria
宛名: アニ・チブエゼ・ジョン 様
国名: ナイジェリア連邦共和国
州: エヌグ州 (Enugu State)
地方自治体: ウディ (Udi)
郵便番号: 401111
地区・詳細: アモクウェ・ウボジ・ングウォ・ウノ
結論
ナイジェリアとモロッコって一体どういうこと?と思うかもしれません。
これはあくまでもモロッコやナイジェリアの会社を利用して、諸悪の根源である団体チームがコンサルをしてやらせていると考えられます。
これまで調査してきたことから、より詳しく説明します。
パクリゲームが減らない理由の仮説
香港にある「黒幕グループ」が自らパクリゲームで稼ぐだけでなく、その「パクリゲームで儲けるノウハウ」を他の会社にコンサルティングして裏で稼いでいると考えられます。
【ステップ1:成功体験】
香港のグループが『ドラゴンボール』などのパクリゲームを開発して大儲けする。
↓
【ステップ2:ストアからの追放】
通報されてアプリが削除され、同じ会社名では再登録できなくなる。
↓
【ステップ3:ノウハウの伝授(コンサル化)】
「パクリゲームで稼ぐ方法」を世界中の別会社に教え、見返りにコンサル料や売り上げの一部を受け取る。
↓
【ステップ4:無限ループ】
別の会社・別の国・別のゲーム名で同じようなパクリアプリが次々と誕生する。
このような結論に至ったのは『ポケモン』『鬼滅の刃』『ドラゴンボール』などのパクリアプリを量産してきた手口・UI(操作画面)の類似性から判断して、中国または香港を拠点とする開発チーム・組織が発端であるアプリである可能性が非常に高いと考えられます。
公式の許諾を得ていない非公式アプリ(パクリゲー)であるため、利用や課金には十分ご注意ください。




























