ワンピースパクリゲーム 意志のバトン

アプリ『意志のバトン 受け継がれる伝説』がなぜパクリ(海賊版)アプリと言えるのか、そして運営会社(開発元)の実態やゲームをプレイする際のリスク、課金をする際のリスクについて、これまで調査してきた結果を踏まえて解説します。

過去の調査結果
パクリゲーム調査結果

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ワンピースのパクリゲーム

Google Playにて新作アプリとして登場した「意志のバトン 受け継がれる伝説」は、正式なライセンスを取得していない典型的な非公式・著作権侵害アプリである理由は、主に以下の3点です。

公式を装った虚偽の広告表現

ワンピースのパクリゲーム広告などで「2026年最新ワンピースゲーム」と謳っていますが、集英社やバンダイナムコエンターテインメントなどの正規権利元から発表された公式タイトルではありません。

ドラゴンボールなどとも記載しており、明らかにドラゴンボールでもないのにそういった表記をしているのも、非公式ゲームの特徴です。日本のアニメ・漫画のことを全く知らない人が、うう名だから、売れるから、儲かるからという理由で制作しただけのアプリであることがわかります。

権利元の著作権・商標権の無断使用

上述したように、原作キャラクターや世界観、イラスト等を許諾なしに流用して収益を得ようとしています。こういったパクリアプリはいつも同様の手口でやっており、様々な国を変えて、別の法人を立ててApp StoreやGoogle Playの審査に通し、YouTubeやティックトックなどの広告を通じてユーザーを確保して稼いでいます。

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運営会社・デベロッパーの実態

ストアに記載されているデベロッパー(開発元)情報を見ると、実体のある正規のゲーム会社ではないことがはっきりと分かります。

パキスタンのペーパーカンパニーか

住所(mohallah dargha road…)はパキスタン・シンド州の路上マーケット付近となっています。ゲーム開発スタジオとしての拠点ではなく、海外の名義貸しやペーパーカンパニーの可能性が極めて高いです。

これまでもこういった手口で何度もパクリアプリを作成しているのは、これまでの調査してきた過去の内容から判断して香港に拠点を構えている団体組織がやっていることはまず間違いないでしょう。

そこの団体が儲かったからといって、その手口を世界中に広めて、コンサルフィーを獲得しているのか、そういったやり方で稼いでいるものと考えられます。

中華系違法グループの手口

近年パクリゲームアプリを運営して稼ぐ方法として増加している手口です。

中国香港の違法組織軍団が、世界各所にある別の開発グループなどにアプリを作成してもらい、法的な追求やアプリ削除から逃れるため、パキスタンやナイジェリア、モロッコ等の海外の名義を借りてGoogle PlayやApp Storeに配信させているパターンと推測されます。

まとめ

このようなゲームは結局ずっと続いています。なぜこのような悪循環が続いているのかというと、

  • 審査がゆるいApple StoreやGoogle Playの問題
  • YouTubeやTikTokが儲かれば何でもいいからと、特に審査もなく、著作権無視の広告を垂れ流す問題

が関わっています。

TikTokやYouTubeは非常に若い中高生が閲覧していることも多く、そういった人たちがこのようなパクリゲームのメインプレイヤーになっているように見られます。

ゲームをダウンロードしてプレイしてしまうのは、広告などの問題もあるためどうしようもないので、あとは課金さえしないようにすれば、こういった問題はそもそも稼げないからという理由で中国系グループは撤退していくでしょう。しかし、稼げるとわかっている限り、この手口は何度も繰り返すと思われます。

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